アタッチメント義歯
アタッチメント義歯とは、洋服のボタンのような既製装置(歯冠外スライドアタッチメント)を入れ歯と歯に取り付ける入れ歯です。メールとフィメールから構成されており、互いに嵌合することで歯と入れ歯を連結し支える仕組みになっています。患者様の指先の強さによって、アタッチメントの維持力の微調整が可能です。
当院のアタッチメントは、精密機器や貴金属産業で有名なスイスセンザメトー社製(CENTRES+MÉTAUX:CM社)のミニSGシステムを導入しています。さらに、ミニSGシステムを補助するための特殊加工も行なっています。その際に使用する金属は、高カラットの歯科用白金加金合金(CM社製)を用います。
アタッチメント義歯のメリット
- アタッチメントは入れ歯の内側に設置してあるので、見た目が良い。
- 入れ歯を外しても、ご自分の歯が残っているので、気づかれにくい。
- 入れ歯を外す時の指先の強さによって、アタッチメントの維持力の調整が可能である。
- アタッチメント本体は既製品なので、作製エラーがほとんどない。
- 患者様ご自身でのお手入れがしやすい。
アタッチメント義歯のデメリット
- 片方だけ歯がない場合は適応外。
- 定期的にアタッチメント内部のパーツを交換する場合がある。
どのような方にアタッチメント義歯が適応するか?
- 入れ歯を外しても、残っている歯が違和感なく見栄えを良くしたい。
- 両側の奥歯がない。
- 欠損部位の前後に歯が残っている。
さらに詳しく知りたい方は、当院の入れ歯無料相談にお越しください。