Q&A

残念ながら保険適用外です。今後も保険適用になることはないでしょう。

最短3日間で総入れ歯を完成させる集中治療を行っています。抜歯後の顎堤は痩せてきますので、最初に仮の入れ歯を作ることをおすすめします。後日必ず調整が必要となります。少し慣れてきたところで、最終的な入れ歯を作るのがよいでしょう。

歯科治療が苦手な方は、点滴麻酔を使って気分を落ち着かせることができます。毎回は行えませんが、1回の点滴麻酔でできる限り多くの歯を治療しています。
嘔吐反射がある場合は、入れ歯を小さくする必要があります。入れ歯をインプラントで支えるインプラントオーバーデンチャーがおすすめです。世界中の歯科医師から支持を得ている方法です。

過去に他院で治療を受けられた患者様が、当院での継続治療を希望されることがあります。当院への転院は可能ですが、初診登録が必要になることをあらかじめご了承ください。入れ歯、ブリッジなどの再治療につきましても、別途費用が発生しますのでご了承ください。
当院で入れ歯を調整した場合、その入れ歯を作った歯科医院で保証を受けられなくなる可能性がありますので、事前にご確認をお願いします。

千代田区外神田（末広町）にも稲葉歯科医院があり、姉の庄嶋（旧姓：稲葉）由里子を院長として開業しています。互いに仲良く連携しています。医院名、医院理念や治療内容はほぼ同様ですが、別々の医療機関として登録しており、診療体制、スタッフ構成、自費診療の費用が異なります。
例えば当院では、

• ドイツ式義歯治療は、院長が直接担当します。
• 院長は顧問（父）から学んだテレスコープシステムを継承しています。
• インプラント治療も積極的に行っています。
• 外来レベルの口腔外科治療は、大学病院に紹介せず院長が対応します。
• 治療が苦手な方に対して、笑気吸入鎮静法や静脈内鎮静法を行えます。
• 院内技工士は常駐していませんが、患者様のご予約に合わせてテレスコープシステム専門技工士が柔軟に対応する体制を整えています。
• さまざまな入れ歯治療に対応するために、症例に応じて複数のテレスコープシステム専門技工士と連携しています。
• 治療開始からメンテナンスまで、経験豊富な歯科衛生士が担当します。
• 一般歯科治療においても、ヨーロッパや北米出身の外国人駐在員とそのご家族の皆様の治療を多く受け入れており、多くの支持を得ています。
• 英語・フランス語対応が可能です。
• 土曜日診療（16時まで）を行っています。

入れ歯相談は、どちらの歯科医院も受け付けています。最初に外神田（末広町）の稲葉歯科医院で相談し、その後当院で再度相談を希望される方も多数いらっしゃいます。また、その逆もあります。

ご本人がご不在の場合の入れ歯修理は、行っていません。

セカンドオピニオンは、あらかじめ治療に関する資料をそろえていただいて、それらに関して別のドクターの視点から意見を述べることです。また、必要であれば患者様の了解を得て、現在の主治医に問い合わせる場合もあります。今回は主治医に知られたくないとのことですので、資料請求や問い合わせはせずに、医療相談としてお悩みをお伺いします。

ご本人が通院可能であれば、食べる楽しみを失わないようドイツ式義歯を作る意味があると思います。

保険外診療のみ、集中治療を行っています。1回の受診は2時間程度で、できるだけ多くの治療を行います。15〜30分の診療と比べて、4～5倍のスピードで治療を進めます。

当院はビルの1階にありますが、完全バリアフリーではありません。車椅子から診療台へ移動して診療を受けられる患者様を受け入れています。 背骨が極端に変形していたり、長時間一定の姿勢を維持できない場合は、大学病院などの専門医療機関に治療を依頼します。

もちろんです。ご家族の同意を得て治療を進めることは大切です。費用についてもご説明します。治療契約や同意書を書面で確認せずに自費診療を進めることはありませんので、ご安心ください。

1歯欠損から1歯残存まで幅広く対応できます。しかし、1歯欠損の場合はインプラント治療をおすすめします。

1歯欠損から1歯残存まで幅広く対応できます。しかし、1歯欠損の場合はインプラント治療をおすすめします。

ドイツ式義歯治療の場合、最低でも欠損部位の隣の歯は削る必要があります。もし、隣の歯を削りたくない場合は、別の種類の入れ歯またはインプラント治療をおすすめします。

入れ歯の厚みを薄くしたい場合は、金属床を用います。ピンク色の部分、つまりレジン床で覆っている面積を小さくしたり、前歯の裏側の発音や味覚に影響する粘膜面に入れ歯が当たらないようにすることもできます。
残っている歯の本数や位置によって設計が変わります。

コーヌステレスコープは内外冠が緩くなることがあり、リーゲルテレスコープは開閉レバーが緩くなることがありますが、いずれの場合にもきちんとした対応方法があります。
総入れ歯の場合、粘膜面のレジンを張り替えて吸着を良くする方法があります。

多数歯を抜く場合、抜いた当日に仮の入れ歯が入るようにあらかじめ仮の入れ歯を用意します。ご安心ください。

入れ歯を支える顎の状態、入れ歯の噛み合わせ・破損の有無・汚れ除去、口腔がんの有無など、定期的にチェックを受ける必要があります。

日本とドイツの共同研究論文では、ドイツの約6割の方が就寝中に入れ歯を装着しているとの報告があります。
日本でよく見かける小さい部分入れ歯や合わない総入れ歯の場合、夜間に外れる可能性があるので、外しておくことも必要でしょう。ドイツ式義歯やしっかり吸着する総入れ歯は、外れる心配はほとんどないので就寝中の装着が可能です。
ただし、1日1回は必ず外して入れ歯の洗浄をしてください。口腔内の細菌は就寝中に繁殖しますので、お口の中をきれいにしてからおやすみください。

小さな部分入れ歯の場合、飲み込むおそれがあるので外すように指導する歯科医院がほとんどです。
保険適用のクラスプ義歯は就寝中に外れるおそれがありますが、テレスコープシステムの場合は就寝中に外れることはほとんどありません。

保険適用の部分入れ歯は、留め金のある簡単な入れ歯です。使用できる材料に制限があります。
自費の部分入れ歯は、テレスコープシステム、インプラントサポート、特殊アタッチメントなど高精度な技工を要する入れ歯です。総入れ歯の場合、上下同時印象法、シュトラックデンチャー、金属床などはすべて自費です。
保険適用の制約から離れ、歯科医師、歯科衛生士の本来持っている技術力を最高に発揮できることは、自費診療の特長です。詳しくは総入れ歯のページに記載しています。

一般的なクラスプ義歯の場合、支えの歯がなくなれば入れ歯の支えもなくなりますので、使い物にならなくなることがあります。その場合は、作り直す必要があります。
ドイツ式義歯には、修理をしながら長く使えるというメリットがあります。特に、レジリエンツテレスコープは総入れ歯に近い設計なので、歯を抜いたあともそのまま総入れ歯として使うことができます。

リーゲルテレスコープの場合、鍵を開閉できなくなっても別の維持装置で補えるように設計できます。コーヌステレスコープやレジリエンツテレスコープの取り扱いは単純なので、特に心配ないと思われます。

保存困難な歯の抜歯、骨隆起の除去、歯周形成外科などを行うときは考慮する必要がありますが、その場合は医科の主治医と相談のうえ、休薬の有無を決定します。入れ歯の型取りや噛み合わせの調整については、特に問題ありません。

歯を失うと上下の唇は内側に入り込みます。口元のたるみやしわも目立つようになり、ほうれい線も深くなります。入れ歯を装着することで、唇の厚みが増し、口元のたるみやしわを改善できることが多いです。

入れ歯治療に年齢制限はありません。30代であっても、入れ歯の方が案外多いというのが現状です。今であれば残せそうな歯をこのまま放置して抜歯することにならないよう、当院を受診ください。

片顎だけ入れ歯を作り直すこともできますが、特に総入れ歯は上下一対であることが重要です。

顎が極端に吸収していて入れ歯を吸着できない場合は、お口の周りの筋肉で支えます。またはインプラントを2本または4本埋入し、入れ歯を特殊な留め具で固定する方法があります。

患者様ご自身で前歯の形や色調を選ぶことは可能です。前歯の重なりをつけて、よりディテールを加えることもあります。

コーヌスクローネとコーヌステレスコープは同義語で、2重冠構造で留め金を使わないところも同様です。コーヌスとリーゲルの大きな違いは、入れ歯に鍵が付いているか否かです。
注意していただきたいことは、日本の多くの歯科医師がコーヌスクローネの禁忌症（間違った義歯設計や診断基準）を知らずに診療しているため、入れ歯が使えなくなるトラブルが多くなってしまうという現状があることです。当院をはじめとして、テレスコープシステムに特化した歯科医院を選ぶことも重要です。

入れ歯にすき間がある、噛み合わせのバランスが悪い、維持装置が緩い場合に不快音が出ることが多いです。入れ歯を調整する必要があります。

お顔の基準面と噛み合わせの基準面がほぼ平行になることが必要です。入れ歯もこの基準面を最優先に合わせながら作っていきます。
顎変形症という病気がある方は、顔面骨格が歪んでいるので、根本的に治す場合は手術を検討する場合もあります。

前歯の位置は、基本的には天然歯も人工歯も同じ考えです。少し専門的になりますが、切歯乳頭から７mm前方に中切歯の切縁を排列したり、赤唇粘膜移行部に中切歯の切縁が軽く接触するように排列するなど、審美の法則に従った人工歯の排列方法があります。
歯の色調は患者様の好みに合わせられます。当院では、白い歯をご希望の場合、ヨーロッパから取り寄せることもあります。

スマイルデンチャー、バルプラスト、エステティックデンチャー、エステショット、ミラクルデンチャーなど、いろいろな名称の入れ歯があります。これらは、留め金を使わない「ノンメタルクラスプデンチャー」です。ノンクラスプデンチャーという名称で広まっていますが、正式名称は「ノンメタルクラスプデンチャー」です。1960年代にアメリカで開発され、金属の代わりにプラスチックの樹脂で入れ歯の留め具を加工しています。見た目は良いのですが、維持力の調整が難しく、4～5年後にノンクラスプの部分が劣化する場合があります。
当院でも採用していますが、見えない部分は維持装置を金属で加工しています。

骨隆起上に入れ歯の境目があると、噛んだ時に圧迫されて痛みが出ます。瘤を入れ歯で覆ってあげると痛みが和らぎます。骨隆起ですが、口腔外科が得意な歯科医師であれば比較的簡単に除去できます。局所麻酔で行えますので、入院の必要もありません。

入れ歯にはサポートエリアやデンチャースペースという基本的な外形があります。その部位を入れ歯で覆わないと不安定になり、顎と吸着しません。すき間のある入れ歯は空気が入り込んで吸着しないので、入れ歯安定剤を使うことになってしまいます。

それは明らかに金属の腐食と考えられます。保険適用の金銀パラジウム合金や銀合金は腐食することが多いです。腐食した金属はどこに行くのかというと、体内に蓄積されて、金属アレルギーや皮膚症状を発症する原因になってしまうのです。そのため、生体親和性・安定性に優れた金属を選んで入れ歯を作ることをおすすめします。

All-on-4は当院で採用していない方法です。ヨーロッパでも賛否両論です。一日で仮歯まで装着できる画期的な方法ですが、インプラント埋入予定部位に歯があると埋入できないので、歯を抜く必要があります。戦略的抜歯ともいわれています。
当院でもインプラント治療を希望される患者様への手術を行いますし、予定部位に歯がある場合は、静力学的設計を優先して抜くことも多々あります。
ドイツ式義歯のなかでもリーゲルテレスコープは鍵付きの入れ歯なので、食事中や会話で外れることはありません。

食いしばる癖があると、入れ歯に下記のような事象が起こることがあります。

• 人工歯が摩耗しやすい
• 人工歯が割れる
• フレームに金属疲労が起こる
• 歯が折れる
• 咬合性外傷ができる
• 咬筋肥大が起こる

昼間と夜間の食いしばりも症状が異なります。特に夜間は非常に強い咬合力が加わるので、夜間使用専用の入れ歯を作っても良いでしょう。

ドイツ式義歯は、就寝中も使用可能です。入浴時に外して洗浄することをおすすめしています。

再作製が必要です。入れ歯をセットした時期にもよりますが、再作製料が発生します。

天然歯とインプラントを組み合わせて、より精度の高い入れ歯を作ることができます。インプラントを除去する前に、ぜひ当院へご相談ください。最善の方法が見つかるはずです。

左右別々に作ることもできますが、魚の尾ひれのように揺れてしまう可能性も否定できません。基本的には、左右の入れ歯を連結します。

これは、入れ歯の高さが低いと考えられます。顔面頭蓋に対して、適正な入れ歯の高さがあります。

入れ歯を装着したときに、嘔吐反射（吐き気、えずき）がある場合、入れ歯のレジン床もしくは金属床が喉の方向へ長く設定されている場合があるため、正しい長さにする必要があります。厚みも関係します。
それでも症状が改善されない場合は、入れ歯を小さくする必要があります。具体的には、インプラントサポート義歯で対応します。

ご高齢になりますと、唾液の量が減少します。適切な入れ歯を装着し、よく噛むことで、唾液腺を刺激することは有効です。
口呼吸をしている方の場合、口の中が乾燥します。それを改善する訓練器具もご用意していますので、ご相談ください。

ドイツ式義歯の治療では、最長5年間の保証をお付けしています。この保証を受けていただくには、当院で年2回以上の自費メンテナンスを受診いただくことが条件となっています。
自費メンテナンスを希望されない場合、保証は2年間となります。

例えば上下リーゲルテレスコープ義歯で治療した場合、歯の本数、顎の状態、材料、技術などによって費用が異なりますが、500万円前後治療費をいただくことがあります。インプラントを併用した場合、さらに費用がかかることもあります。
料金表のページにおおよその費用を載せていますので、ご参考になさってください。

患者様によってお口の中の状態や治療期間が異なるため、お電話やメールのみでは、治療費の概算をお伝えすることができません。
料金表のページにおおよその費用を載せていますので、ご参考になさってください。

美容目的以外の治療行為であれば、医療費控除の対象になる場合がほとんどです。入れ歯作製は立派な治療行為です。

自費診療のみクレジットカードでお支払いいただけます。
分割払いは最大3回までです。それ以上の回数にされる場合はデンタルローンをご利用ください。

治療開始時に半額、前処置が終了し精密な歯型を取ったときに残金をお支払いいただきます。